環大西洋の想像力 : 越境するアメリカン・ルネサンス文学

書誌事項

環大西洋の想像力 : 越境するアメリカン・ルネサンス文学

竹内勝徳, 高橋勤編

彩流社, 2013.3

タイトル別名

Transatlantic imagination

環大西洋の想像力 : 越境するアメリカンルネサンス文学

環大西洋の想像力 : 越境するアメリカン・ルネサンス文学

タイトル読み

カンタイセイヨウ ノ ソウゾウリョク : エッキョウ スル アメリカン ルネサンス ブンガク

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注記

本書は日本学術振興会科学研究費補助金「基礎研究(B)」による助成を受けた研究プロジェクト「大西洋交易の変容とアメリカン・ルネッサンス」(課題番号22320058)の成果の一部

文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

メルヴィル、ホーソーン、ホイットマンなど、アメリカン・ルネサンスの作家たちをトランスナショナルな枠組みで新たに読み直し、その越境性と独自性を照射。黎明期のアメリカにナショナル・アイデンティティをもたらしたものは「分断」ではなく、地理的な境界を脱した、より広い世界との「接続」ではなかったか。

目次

  • 特別寄稿 アメリカ文学を裏返す—環大西洋の海景と全地球的想像空間
  • 第1部 大西洋世界の旅と交易(メルヴィルとトランスナショナルな身体—『白鯨』、『イスラエル・ポッター』を中心として;トランスアトランティック・アペタイト—『アーサー・ゴードン・ピムの物語』における食の表象;二つの国家と二つの「富」—エマソンの大西洋経済学 ほか)
  • 第2部 ニューイングランドの変容(アメリカン・ルネサンスと二つの埋葬—エマソン、ポー、「理性」のゆくえ;「新しい霊がぼくにはいって住みついた」—オルコット『ムーズ』とイタリア;産業革命によるホーソーン文学の変容—運河と鉄道を中心として ほか)
  • 第3部 国家とエスニシティ(『大理石の牧神』における人種問題—ミリアムを中心として;『クラレル』のニュー・パレスチナと北米先住民;根なし草の夢想した解放—経路で読む『ブレイク、あるいはアメリカのあばら家』 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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