カナダ文化万華鏡 : 『赤毛のアン』からシルク・ドゥ・ソレイユへ

書誌事項

カナダ文化万華鏡 : 『赤毛のアン』からシルク・ドゥ・ソレイユへ

小畑精和著

(明治大学リバティブックス)

明治大学出版会 , 丸善出版 (発売), 2013.3

タイトル別名

カナダ文化万華鏡 : 赤毛のアンからシルクドゥソレイユへ

タイトル読み

カナダ ブンカ マンゲキョウ : 『アカゲ ノ アン』カラ シルク・ドゥ・ソレイユ エ

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注記

参考文献: p396-401

カナダ略年表: p402-405

内容説明・目次

内容説明

『赤毛のアン』から『タイタニック』まで、ジョニ・ミッチェルからシルク・ドゥ・ソレイユまで。誰にでも親しまれながら、それらがカナダ発であることは意外なほど知られていない。カナダの厳しい自然の中で育まれた想像力の系譜を「サバイバル」というキーワードでたどり、「文化の多様性」をさまざまな角度から検証し、新たな可能性を探る。カナダの文化を初めて包括的に捉えた注目の書。

目次

  • 文化を語る際の留意点
  • リアリズムとキッチュ
  • 第1部 サバイバル(M.アトウッドのサバイバル論—犠牲者の四つの態度;『タイタニック』—サバイバルの代名詞;『赤毛のアン』—イギリス系のサバイバル;『マリア・シャプドレーヌ』—フランス系のサバイバル;『三十アルパン』—忍び寄る近代化;『アガグック物語』—イヌイットのサバイバル;『束の間の幸福』—サバイバルから現実へ;『赤毛のアン』と『束の間の幸福』の比較—キッチュの可能性)
  • 第2部 ありのままの現実・見えにくい現実(アメリカ化しないカナダ—『炎と氷』;フランコフォンの変容;現実と向き合う歌;抑圧への反抗—『石の天使』と『やぁ、ガラルノー』;近代化への警告—フレデリック・バック;日系作家のカムアウト;移民作家の見る現実;ケベックにおける舞台芸術の隆盛)
  • 結論にかえて

「BOOKデータベース」 より

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