西田哲学を開く : 「永遠の今」をめぐって

書誌事項

西田哲学を開く : 「永遠の今」をめぐって

小林敏明著

(岩波現代文庫, 学術 ; 293)

岩波書店, 2013.5

タイトル別名

西田哲学を開く : 永遠の今をめぐって

タイトル読み

ニシダ テツガク オ ヒラク : エイエンノ イマ オ メグッテ

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注記

参考文献: p257-264

初出一覧: p273

内容説明・目次

内容説明

西田幾多郎の中心概念「永遠の今」を外部の多様な言説に向けて開放することで、西田哲学の新たな可能性を切り開く。プラトン、アウグスティヌス、ハイデッガー、九鬼周造、デリダ、アガンベン、木村敏といった西洋哲学、宗教学、現代思想、精神病理学の代表者たちの議論と西田の言説を突き合わせ、その緻密な解釈と検証を通して、これまで時間論で見逃されてきたカイロスの系譜とその意義を照らし出す。既成の西田研究に問題を投げかける著者十年の集大成。岩波現代文庫オリジナル版。

目次

  • 第1章 今—永遠の今と他者
  • 第2章 言葉—言葉が消えゆき、生まれ出るところ
  • 第3章 場所—逸脱するコーラと無化する場所
  • 第4章 瞬間—断絶する今
  • 第5章 偶然—偶然性の時間論
  • 第6章 現在—カイロスの系譜

「BOOKデータベース」 より

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