対外政策
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対外政策
(日本の外交 / 井上寿一 [ほか] 編集委員, 第4巻-第5巻)
岩波書店, 2013
- 地域編
- 課題編
- タイトル読み
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タイガイ セイサク
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注記
課題編の編者: 大芝亮
文献一覧: 各章末
文献解題: 地域編: 巻末p1-11. 課題編: 巻末p1-18
内容説明・目次
- 巻冊次
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地域編 ISBN 9784000285940
内容説明
冷戦後の世界の各地域に対する日本の外交をどのように評価すればよいのであろうか。アメリカとの関係、中国をはじめ台頭する新興諸国との関係をどう考えるのか。本書では、日本の外交を、二国間の関係ではなく、リージョナル・グローバルの相関関係の中に位置付け、歴史的変遷を踏まえつつも現在的視座から考察する。また、対外関係を構築した複合的アクター、外交の基盤や世論なども含め、ダイナミックに政策決定過程をとらえ、日本外交のビジョンを展望する。
目次
- 第1部 対大洋州外交(冷戦後の日米関係—「成熟した関係」への長い模索;開発支援からパートナーシップ—対中南米外交;アジア太平洋の要—対オセアニア外交)
- 第2部 対アジア外交(分断国家との脱冷戦外交—対朝鮮半島外交;「一九七二年体制」から「戦略的互恵」へ—対中外交;外交イニシアティブの試金石—対東南アジア外交の戦略的重要性;日本の南アジア外交—緊密化する対印関係と今後の課題)
- 第3部 対ユーラシア・アフリカ外交(多国間枠組みの中の日欧関係;西側同盟から国際コミュニティへ—対英外交と「自由主義諸国との協調」;冷戦・冷戦後の連続と非連続—対露政策;対中東外交—自主外交後退の背景にあるもの;「反応」から「理念」へ—対アフリカ外交)
- 巻冊次
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課題編 ISBN 9784000285957
内容説明
パワーシフトが起こっているといわれる国際関係において、行き詰まり状況が顕在化した日本外交。今後、どのように外交政策を再構築していけばよいのだろうか。本巻では、安全保障・紛争、市場・環境、歴史・文化といったイシュー別に焦点をあてながら、伝統的な安全保障領域からソフトパワーにいたる領域まで、イシュー相互の関連性にも深く留意しながら考察する。理論研究の最先端を提示する試み。
目次
- 第1部 安全保障・紛争(国境問題—岐路にたつ日本外交;安全保障—人間・国家・国際社会;紛争予防と国際平和協力活動)
- 第2部 市場・環境(通商と金融をめぐる外交—グローバリゼーションと重層的経済外交への転換;科学技術と外交—知財と人財をめぐって;自然災害と日本の国際緊急援助—人道と政治の葛藤;開発援助—対外戦略と国際貢献;日本の環境外交—地球温暖化対策とエネルギー政策をめぐる国内政治経済と国際交渉)
- 第3部 歴史・文化(歴史認識問題—相剋と和解;日本の文化外交—回顧と展望;日本のソフトパワー;多国間外交と多国間主義—国連、G8・G20・ブレトンウッズ機関)
「BOOKデータベース」 より