日中対立 : 習近平の中国をよむ
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日中対立 : 習近平の中国をよむ
(ちくま新書, 1016)
筑摩書房, 2013.6
- タイトル読み
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ニッチュウ タイリツ : シュウ キンペイ ノ チュウゴク オ ヨム
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注記
註: p265-270
内容説明・目次
内容説明
転機は二〇一〇年だった。この年、中国は「東アジア共同体」構想を放棄し、「中華文明の復興」を掲げて大国主義へと突き進みはじめる。領土問題で周辺国との衝突をためらわず、とりわけ尖閣諸島をめぐって日本との対立が先鋭化した。変化の背景には、共産党内部での権力闘争があった。熾烈な競争を勝ち抜き、権力を掌握したのは習近平。G2時代が現実味を増すなかで、新体制の共産党指導部は何を考えるのか?権力構造を細密に分析し、大きな変節点を迎える日中関係を大胆に読み解く。内部資料などをもとに、中国の動向を正確に見究める分析レポート。
目次
- 序章 日中関係の大転換
- 第1章 習近平の中国はどこへ向かうか
- 第2章 現代の日中関係
- 第3章 中国外交の大転換
- 第4章 尖閣の争点
- 第5章 「大国」の自画像
- 終章 歴史のなかの日中関係
- 補論 シナリオ分析—20XX年、人民解放軍尖閣上陸
「BOOKデータベース」 より