真珠湾収容所の捕虜たち : 情報将校の見た日本軍と敗戦日本

書誌事項

真珠湾収容所の捕虜たち : 情報将校の見た日本軍と敗戦日本

オーテス・ケーリ著

(ちくま学芸文庫, [ケ8-1])

筑摩書房, 2013.7

タイトル別名

日本の若い者

真珠湾収容所の捕虜たち

タイトル読み

シンジュワン シュウヨウジョ ノ ホリョタチ : ジョウホウ ショウコウ ノ ミタ ニホングン ト ハイセン ニホン

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注記

「日本の若い者」(日比谷出版社 1950年刊)の改題

巻号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

ホノルル捕虜収容所に、べらんめえ口調で日本人捕虜たちの度肝をぬいた海軍将校がいた。宣教師の家に生まれ、14歳まで日本で過ごした彼は、捕虜からの情報収集を担当する。アッツ、ガダルカナル、サイパンの「玉砕」。犬も鼠も食べ尽くした地獄さながらのマーシャル諸島。しかし「人情=人間主義」は国や立場を超えるという信念のもと、まず日本兵の階級意識を破壊し、捕虜は恥ではないことを徹底して説く彼の姿は、やがて捕虜たちの自発性を促す。本土に撒かれた「ポツダム宣言」の和訳のビラは、国を想う彼らの協力で生まれた。敗戦後は日本の民主化に努めた。

目次

  • 第1部 戦争(学徒兵;“ズーズー湖畔の宿”;緑の島サイパン ほか)
  • 第2部 日本進駐(“マッカーサーに頼め”;大っきなニコニコ顔;そうねぇー ほか)
  • 第3部 日本の若い者(あの道再び;漫画教育;パリパリ会 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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