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万国博覧会の二十世紀

海野弘著

(平凡社新書, 690)

平凡社, 2013.7

タイトル別名

万国博覧会の二十世紀

タイトル読み

バンコク ハクランカイ ノ ニジュッセイキ

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内容説明・目次

内容説明

世界中のさまざまな物と人が一堂に会する万国博覧会。万博については十九世紀のものがよく語られるが、二十世紀のそれはどんな特徴をもっているだろうか。「アメリカの世紀」を宣言したサンフランシスコ博(一九一五)、“アール・デコ”を世界に広めたパリ装飾博(一九二五)、植民地政策の啓蒙を図ったパリ植民地博(一九三一)…。エポックメイキングとなった万博を通して、「二十世紀」を読み直す。

目次

  • 第1章 “アール・ヌーヴォー”の頂点—一九〇〇年パリ博
  • 第2章 環太平洋文化の幕開け—一九一五年サンフランシスコ博
  • 第3章 “アール・デコ”の登場—一九二五年パリ装飾美術博
  • 第4章 コロニアル文化の最後のきらめき—一九三一年パリ植民地博
  • 第5章 「進歩の世紀」とアメリカ資本主義—一九三三年シカゴ世界博
  • 第6章 近代生活の光と影—一九三七年パリ“芸術と技術”博
  • 第7章 インダストリアル・デザインの勝利—一九三九年ニューヨーク博
  • 第8章 壊れた人間像の再構築—一九五八年ブリュッセル博
  • 第9章 “スペース・エイジ”の到来—一九六四年ニューヨーク博
  • 第10章 忘れ去られた万博—一九七〇年大阪博
  • 第11章 長い空白期を過ぎて—ポスト・モダンの万博

「BOOKデータベース」 より

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