書誌事項

古代末期 : ローマ世界の変容

ベルトラン・ランソン著 ; 大清水裕, 瀧本みわ訳

(文庫クセジュ, 981)

白水社, 2013.7

タイトル別名

L'antiquité tardive

タイトル読み

コダイ マッキ : ローマ セカイ ノ ヘンヨウ

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注記

原著 (Coll. "Que sais-je?" no 1455, PUF, Paris, 1997) の全訳

主要参考文献(原著巻末): 巻末pi-iii

参考文献(訳者による補足): 巻末piv-vii

内容説明・目次

内容説明

ローマ帝国の帝政後期から中世へと変化する時代、それを古代が突然終わるという「衰退」としてではなく、古いものと新しいものが共存する豊かな時代としてとらえている。大きな特徴であるキリスト教の広まり、学問・芸術面の変化などさまざまな角度からその多様性を解説。

目次

  • 第1章 対等に扱われるべき時代(長きにわたった悪評;古代末期の台頭 ほか)
  • 第2章 小春日和のローマ帝国(四、五世紀における君主政の完成と変容;蛮族問題に直面した軍と財政 ほか)
  • 第3章 キリスト教化とローマ性(キリスト教会の権力伸長;キリスト教の変節 ほか)
  • 第4章 知的な分野と芸術的な分野における活力(文学の黄金時代;豊かで激しい論争 ほか)
  • 第5章 混淆した世界(未だ古代にして、もはや全き古代ならず;未だ中世ならずして、もはやわずかに…)

「BOOKデータベース」 より

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