江戸の発禁本 : 欲望と抑圧の近世
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書誌事項
江戸の発禁本 : 欲望と抑圧の近世
(角川選書, 529)
角川学芸出版 , KADOKAWA (発売), 2013.7
- タイトル読み
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エド ノ ハッキンボン : ヨクボウ ト ヨクアツ ノ キンセイ
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注記
参考文献一覧: p190-196
内容説明・目次
内容説明
出版文化が発達した江戸期には、好色本や戦国歴史物語、仮想戦記などの「発禁本」が数多く生み出された。出版統制・検閲といったかたちで情報をコントロールしていくご公儀の「事情」、危険を冒してもなお世の中に何かを発信したいという作者たちの「欲望」とそのための「偽装」。悲喜劇に満ちた個々の作品の成立事情を探り、近世史の新たな一面を明らかにする。
目次
- 第1章 発禁のシステム
- 第2章 「行き過ぎた」好色本
- 第3章 検閲が生み出す表現の「自由」
- 第4章 戦国歴史物語の実態
- 第5章 学者たちの考証と歴史の捏造
- 第6章 取り締まられた仮想戦記
- 第7章 統制を乗り越えて
「BOOKデータベース」 より