つながる
著者
書誌事項
つながる
(人生をひもとく日本の古典 / 久保田淳 [ほか] 編著, 第3巻)
岩波書店, 2013.8
- タイトル読み
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ツナガル
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注記
その他の編著者: 佐伯真一, 鈴木健一, 高田祐彦, 鉄野昌弘, 山中玲子
解説 (鉄野昌弘): p131-140
人名解説・作品解説: p141-154
内容説明・目次
内容説明
この世のなかで、他人とかかわりなく生きて行くことは、できません。人とのつながりのなかにこそ自分自身が存在しています。娘の恋人を苦々しくも祝福するスサノオ、気心の知れた友の早世をなげく紫式部、どこまでも母親思いの頼山陽…。親子の絆、夫婦の機微、友情と信頼など、人と人とのつながり、さまざまな結びつきを探ります。
目次
- 1 出会い、そして別れ(雲は無心か有情か—『閑吟集』二三五;離れていてこそ—『源氏物語』総角巻 ほか)
- 2 夫婦の機微(政略結婚にも情愛がある—『万葉集』巻二・一〇三、一〇四;ああ、よかった、二人でいられるね—蕪村の句 ほか)
- 3 親子の絆あるいは絆(元祖・老老介護—御伽草子『二十四孝』;親子の縁—『平家物語』巻二「少将乞請」 ほか)
- 4 友情と信頼(女の友情—『枕草子』第七十二段;友情は喜び?それとも束縛?—上田秋成『雨月物語』「菊花の約」 ほか)
- 5 縁は異なもの(これもまた愛の暮らし—『発心集』第一「高野の辺の上人、偽って妻女を儲くる事」;あなたの気持ちはわかりました—歌舞伎十八番「勧進帳」 ほか)
「BOOKデータベース」 より