サウンドとメディアの文化資源学 : 境界線上の音楽

書誌事項

サウンドとメディアの文化資源学 : 境界線上の音楽

渡辺裕著

春秋社, 2013.10

タイトル別名

文化資源学 : サウンドとメディアの : 境界線上の音楽

タイトル読み

サウンド ト メディア ノ ブンカ シゲンガク : キョウカイセンジョウ ノ オンガク

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注記

文献・資料: 巻末p26-42

内容説明・目次

内容説明

寮歌・チンドン・民謡等の保存と伝承、「語り」のレコード、ソノシート、鉄道のサウンドスケープ…。多彩な「音の文化」のありようをダイナミックに読み解く。既成の文化観・価値観を問い直す試み。

目次

  • 総論 「文化」としての音を考えるために—文化資源、聴覚文化、メディア(「ある」音楽から「なる」音楽へ;「音楽」から「文化資源」へ;「サウンドスケープ」から「聴覚文化」へ)
  • 1 伝承と保存の力学(“都ぞ弥生”の「戦後史」—交錯する複数の「正統性」;「土着化」のもう一つの顔—ジンタとチンドンの「再発見」をめぐる言説)
  • 2 民謡の文化資源学(「正調」とはなにか?—“江差追分”の歴史にみる民謡の「正統性」をめぐる力学;「民謡の旅」の誕生—松川二郎にみる昭和初期の「民謡」表象;「国民文化」の戦後—宝塚歌劇の「日本民俗舞踊」シリーズにみる民謡と民踊)
  • 3 境界線上のレコード・メディア(「語り」のメディアとしてのレコード—「映画説明」レコードとその周辺;「ソノシート」のひらいた文化—文字メディアと音声メディアのはざまで)
  • 4 「環境の音」の文化(「鉄ちゃん」のサウンドスケープ—「懐かしいSLの音」と「音鉄」のはざまで)

「BOOKデータベース」 より

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