ホロコーストとポストモダン : 歴史・文学・哲学はどう応答したか

書誌事項

ホロコーストとポストモダン : 歴史・文学・哲学はどう応答したか

ロバート・イーグルストン [著] ; 田尻芳樹, 太田晋共訳

みすず書房, 2013.10

タイトル別名

The Holocaust and the postmodern

ホロコーストとポストモダン : 歴史文学哲学はどう応答したか

タイトル読み

ホロコースト ト ポストモダン : レキシ・ブンガク・テツガク ワ ドウ オウトウ シタカ

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注記

原著 (Oxford University Press, 2004) の全訳

主要参照文献: pvii-xxix

内容説明・目次

内容説明

ホロコーストは世界の見方を根底から変えた。証言、フィクション、歴史論争…膨大な応答を明晰に解読、直接経験していない大量死の記憶をいかに継承するかを問う。

目次

  • 序論 ホロコーストとポストモダン
  • 第1部 読むこととホロコースト(「他の書物と同様の仕方で読んだり消費したりしてはならない」—同一化と証言というジャンル;経験の痕跡—証言のテクスト;「忠実でかつ懐疑的、近くかつ遠く」—記憶、ポスト記憶、同一性;ホロコースト読解—一九九〇年から二〇〇三年までのホロコースト・フィクションにおける記憶と同一化)
  • 第2部 ホロコーストのメタヒストリー(歴史主義に抗して—歴史、記憶、そして真実;「脚注なら野蛮でないと言えるだろうか」—サウル・フリートレンダーの仕事における歴史、記憶そしてホロコーストの真実;「何が歴史的説明を構成するのか」—ゴールドハーゲン/ブラウニング論争におけるメタヒストリーと歴史的説明の限界;否定論のメタヒストリー—アーヴィング/リプシュタット裁判とホロコースト否定論)
  • 第3部 ホロコーストの痕跡(汲み尽くせぬ意味、消去しえぬ声—レヴィナスとホロコースト;哲学の灰、灰の哲学—デリダとホロコーストの痕跡;理解の限界—加害者の哲学と哲学的歴史;ポストモダン、ホロコースト、人間の限界)

「BOOKデータベース」 より

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