大人の発達障害の見立てと心理療法
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大人の発達障害の見立てと心理療法
(こころの未来選書)
創元社, 2013.11
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オトナ ノ ハッタツ ショウガイ ノ ミタテ ト シンリ リョウホウ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
146.8||Ka93110071565
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註および文献: p235-247
Description and Table of Contents
Description
さまざまな問題や症状に覆い隠された「大人の発達障害」の核心に迫る。描画や箱庭、夢分析を用いた数多くの心理療法の試みと、発達障害の背景にある社会・文化的要因の考察を通じて、従来の「主体」を前提とした心理療法モデルに代わる、「主体」の成立を図る新たなアプローチを提示する。前著『発達障害への心理療法的アプローチ』からのさらなる展開。
Table of Contents
- 第1部 概説(大人の発達障害における分離と発生の心理療法;未だ生まれざる者への心理療法—大人の発達障害における症状とイメージ)
- 第2部 事例(社交不安障害と診断された20代女性との心理面接—絡まりがほどける時;発達障害傾向のある男性との心理面接—夢分析における「私」が立ち上がるプロセス;アスペルガー障害と診断された10代男子との面接過程—分離の契機という観点から;産婆としての心理臨床—母と息子が個々の心を実感したプロセス)
- 第3部 アセスメント(発達障害のロールシャッハ・テストにおける不確定反応—主体と対象の確定の試み;発達障害的世界の理解のために—描画・箱庭等の表現媒体を通じて;風景構成法に見る大人の発達障害の心的世界)
- 第4部 社会・文化的背景(家族関係の希薄化と密着化;「発達障害増加」と言われる裏側にあるもの—絵本の代わりにタブレット;現代におけるユビキタスな自己意識—サイコロジカル・インフラの消失と発達障害;発達障害の時代における自己の現況と変遷—ミクシィからフェイスブックへ)
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