書誌事項

ティリッヒとフランクフルト学派 : 亡命・神学・政治

F.W.グラーフ [ほか] 編

(叢書・ウニベルシタス, 1005)

法政大学出版局, 2014.2

タイトル別名

ティリッヒとフランクフルト学派 : 亡命神学政治

タイトル読み

ティリッヒ ト フランクフルト ガクハ : ボウメイ・シンガク・セイジ

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注記

その他の編者: A.クリストファーセン, E.シュトルム, 竹渕香織

監修: 深井智朗

訳者: 佐藤貴史, 兼松誠, 小柳敦史, 宮崎直美

収録内容

  • パウル・ティリッヒとフランクフルト学派という主題をめぐって / 深井智朗
  • マックス・ホルクハイマーとティリッヒ / エルトマン・シュトルム編
  • テオドール・ヴィーゼングルント・アドルノとパウル・ティリッヒ / エルトマン・シュトルム編
  • エーリヒ・フロムとパウル・ティリッヒ / 竹渕香織, 深井智朗編
  • ヘルベルト・マルクーゼとパウル・ティリッヒ / アルフ・クリストファーセン, フリードリヒ・ヴィルヘルム・グラーフ編

内容説明・目次

内容説明

フランクフルト学派の成立には、神学者パウル・ティリッヒが多大な寄与を果たしていた。社会研究所の創設からアメリカ亡命後まで、ティリッヒと深い交流を続けた亡命知識人たち—アドルノやホルクハイマー、ブロッホ、フロム、マルクーゼなど—の大戦期・冷戦期の人間群像と、その思想的連帯や政治的対立を、貴重な新資料から浮き彫りにする。アドルノらの未邦訳テクストや書簡も収録。

目次

  • 序章 パウル・ティリッヒとフランクフルト学派という主題をめぐって(フランクフルトの「ティリッヒ・クライス」;フランクフルト大学と社会研究所 ほか)
  • 第1章 マックス・ホルクハイマーとティリッヒ(対話のなかのパウル・ティリッヒとマックス・ホルクハイマー—これまで未公刊だった三つのテクスト(一九四二/四五);神学の最後の足跡—パウル・ティリッヒの遺産)
  • 第2章 テオドール・ヴィーゼングルント・アドルノとパウル・ティリッヒ(資料翻訳1アドルノ博士の“教授資格申請”論文「キルケゴール—美的なものの構築」についての所見;資料翻訳2テオドール・W・アドルノによるパウル・ティリッヒ批判 ほか)
  • 第3章 エーリヒ・フロムとパウル・ティリッヒ(フランクフルト時代以前のフロムとティリッヒ;フランクフルト時代のフロムとティリッヒ ほか)
  • 第4章 ヘルベルト・マルクーゼとパウル・ティリッヒ(亡命後のティリッヒとマルクーゼ;ティリッヒとマルクーゼの往復書簡)

「BOOKデータベース」 より

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