心理療法家の言葉の技術 : 治療的コミュニケーションをひらく
著者
書誌事項
心理療法家の言葉の技術 : 治療的コミュニケーションをひらく
金剛出版, 2014.2
第2版
- タイトル別名
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Therapeutic communication : knowing what to say when
- タイトル読み
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シンリ リョウホウカ ノ コトバ ノ ギジュツ : チリョウテキ コミュニケーション オ ヒラク
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注記
文献: p417-442
内容説明・目次
内容説明
カウンセラーとクライエントの葛藤、面接の中断・停滞は、偶発事でありながら避けがたい心理面接の宿命でもある。ともすれば面接構造そのものを揺るがす悪循環に陥った心理面接が好転するとき、そこではつねに心理療法家によって緻密にプログラムされた言葉が物を言う。精神分析、認知行動論、システム論、体験的アプローチに依拠しながら、メタファーやパラドックス、リフレーミングや治療者による自己開示など、心理面接でクライエントが陥った悪循環を覆す言葉の技術を徹底考察。
目次
- 序論 談話療法再考—治療者も話す
- 第1部 理論的・経験的基礎(絶え間なき心理療法の発展—精神分析的、認知行動論的、システム論的、体験的な諸アプローチにおける重なり合う新しい展開;愛着への注目—愛着理論と愛着研究が治療に与える示唆への関心の高まり;循環的心理力動論1—悪循環と良循環;循環的心理力動論2—不安、エクスポージャー、解釈;循環的心理力動論3—洞察、治療関係、外的世界)
- 第2部 臨床的応用とガイドライン(非難的コメントと促進的コメント—治療的対話における批判と許し;治療者による問いかけ—治療は取り調べではない;患者の強さに依拠する;ありのままを認めることと変化を促進すること;帰属的コメントと暗示;リフレーミングとパラドックス;治療者の自己開示—有用性と落とし穴;実際の問題解決にまでもっていく—抵抗、徹底操作、フォロー・スルー)
- 夫婦に対する治療的コミュニケーション
「BOOKデータベース」 より