ルポ京都朝鮮学校襲撃事件 : 「ヘイトクライム」に抗して

書誌事項

ルポ京都朝鮮学校襲撃事件 : 「ヘイトクライム」に抗して

中村一成著

岩波書店, 2014.2

タイトル別名

京都朝鮮学校襲撃事件 : ルポ : ヘイトクライムに抗して

タイトル読み

ルポ キョウト チョウセン ガッコウ シュウゲキ ジケン : 「ヘイト クライム」ニ コウシテ

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注記

参考文献: p232

内容説明・目次

内容説明

「北朝鮮のスパイ養成機関!」「密入国の子孫!」「不法占拠!」—二〇〇九年一二月四日、昼休み中の京都朝鮮第一初級学校は、校門前に押しかけた「在特会」メンバーらの怒号で騒然となった。何人もの子どもが泣きじゃくるなか、一時間もの街宣が強行され、その後も二度のデモが繰り返された。保護者や教師たちはリスク覚悟で法的措置に踏み切る。先人から受け継いだ学校と、何よりも「子どもの尊厳」を守るために—過激化するヘイトデモ/ヘイトスピーチの一つの原点ともいえるこの衝撃的事件は、日本社会に何を問いかけるのか。保護者や教師、生徒、さらには弁護士や支援者らの証言を通し、四年間に亘る闘いの軌跡を再構築。彼、彼女らの「覚悟と決断」が拓いた地平を描く渾身のルポ。

目次

  • 1 当日
  • 2 第一初級学校の歴史、変わる状況
  • 3 襲撃直後の混乱
  • 4 法的応戦へ
  • 5 止まらぬ街宣
  • 6 疲弊する教師たち
  • 7 捜査機関という障壁
  • 8 法廷—回復の場、二次被害の場
  • 9 故郷

「BOOKデータベース」 より

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