愛は遠く離れて : グローバル時代の「家族」のかたち

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愛は遠く離れて : グローバル時代の「家族」のかたち

ウルリッヒ・ベック, エリーザベト・ベック=ゲルンスハイム [著] ; 伊藤美登里訳

岩波書店, 2014.3

Other Title

Fernliebe : Lebensformen im globalen Zeitalter

愛は遠く離れて : グローバル時代の家族のかたち

Title Transcription

アイ ワ トオク ハナレテ : グローバル ジダイ ノ カゾク ノ カタチ

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Note

原著 (Berlin : Suhrkamp, 2011) の全訳

参考文献: 巻末p1-16

Description and Table of Contents

Description

国際カップル、結婚移住、家事労働移民、代理母…「遠距離の愛」を鍵概念に、さまざまな家族のかたちと愛の変容を論じたベック夫妻の意欲作。家族研究と国際人口移動研究の最前線の成果をもとに、グローバル化する「家族」とライフスタイルを豊富な事例から多面的に論じ、ネーション所属、集合的記憶といった従来の概念にも再考を迫る。

Table of Contents

  • 第１章　標準家族はいかにして世界家族に変化するのか
  • 第２章　ふたつのネーション、一組のカップル—相互理解と誤解の歴史
  • 第３章　どれほどの遠さとどれほどの近さに愛は耐えうるのか
  • 第４章　世界市場、世界宗教、世界リスク、世界家族—地球規模の運命共同体はいかにして登場するのか
  • 第５章　結婚移住者—より良い人生という夢
  • 第６章　家事労働移住者—遠方からの母の愛
  • 第７章　男性支配の消滅か、なぜ世界家族では女性が勝利をおさめるのか
  • 中間考察　グローバル化の好機—トランスナショナルな経済企業としての世界家族
  • 第８章　母はスペインの卵細胞—子どもを授かるための旅行とグローバルなパッチワーク家族
  • 第９章　一緒だが離れて—世界家族というモデル
  • 第１０章　世界家族はいかに世界に対して開かれているか

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