見えない世界の物語 : 超越性とファンタジー

書誌事項

見えない世界の物語 : 超越性とファンタジー

大澤千恵子著

(講談社選書メチエ, 573)

講談社, 2014.4

タイトル読み

ミエナイ セカイ ノ モノガタリ : チョウエツセイ ト ファンタジー

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内容説明・目次

内容説明

児童文学の一分野であったファンタジーが、大人をも魅了している。「ハリー・ポッター」シリーズ、『指輪物語』『となりのトトロ』…。宗教的な神話や伝説、昔話などが、近代以降どのように物語として再生したのか。『アラビアン・ナイト』から、ペロー、グリム兄弟、アンデルセンを経て現代の「ナルニア」シリーズに至るまでを分析し、ファンタジーに潜む宗教的なものの源泉をさぐる。

目次

  • 序章 宗教・子ども・ファンタジー
  • 1章 児童文学の宗教性
  • 2章 現実を超えた物語の誕生と展開
  • 3章 運命の女神から妖精へ—フランスで生まれた妖精物語
  • 4章 妖精物語からメルヒェンへ—ドイツの子ども向けの教育的物語
  • 5章 物語にみるキリスト教的価値理念とその変容—ペローからグリムへ
  • 6章 「子ども」と「ファンタジー」の宗教性—アンデルセン童話の登場
  • 7章 イギリス児童文学の中のアルカディア
  • 8章 宮崎駿のアニメーション映画が語るもの

「BOOKデータベース」 より

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