細川ガラシャ : キリシタン史料から見た生涯
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書誌事項
細川ガラシャ : キリシタン史料から見た生涯
(中公新書, 2264)
中央公論新社, 2014.4
- タイトル読み
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ホソカワ ガラシャ : キリシタン シリョウ カラ ミタ ショウガイ
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注記
文献目録: p211-214
細川ガラシャ年譜(年齢は数え齢): p215-216
内容説明・目次
内容説明
明智光秀の娘として生まれ、細川忠興の妻として非業の死を遂げた細川ガラシャ。神父に宛てた書翰をはじめ、海の向こうのイエズス会史料にも、彼女の記録は遺されている。本書は、それらの史料をひもとき、ガラシャの生涯に新たな光をあてる、意欲的な試みである。父光秀の謀叛、秀吉によるバテレン追放令、関ケ原の戦い直前に襲った悲劇。キリシタンでありながら最後に死を選択した、彼女の魂の真の軌跡に迫る。
目次
- 第1章 政略結婚と本能寺の変—明智光秀の娘として生まれて(ガラシャが見た風景;細川家に嫁いで ほか)
- 第2章 キリスト教との出会い—教会に拒まれた受洗(味土野からの帰還;教会への訪問 ほか)
- 第3章 婚姻問題とキリスト教—ガラシャを縛る教会の教え(戦国時代の結婚のかたち;婚姻に関するヴァリニャーノの諮問 ほか)
- 第4章 ガラシャの最期は自殺か—キリシタン史料が明らかにするもの(忠興が命じた死;ガラシャの最期の真相 ほか)
- 第5章 ガラシャが遺したもの—細川家の転変を追う(ガラシャの死後;彼女の最期は殉教か ほか)
「BOOKデータベース」 より