近藤重蔵と近藤富蔵 : 寛政改革の光と影

書誌事項

近藤重蔵と近藤富蔵 : 寛政改革の光と影

谷本晃久著

(日本史リブレット人, 058)

山川出版社, 2014.4

タイトル別名

Kondō Jūzō to Kondō Tomizō

タイトル読み

コンドウ ジュウゾウ ト コンドウ トミゾウ : カンセイ カイカク ノ ヒカリ ト カゲ

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注記

巻末: 近藤重蔵とその時代・参考文献

内容説明・目次

内容説明

近藤重蔵と近藤富蔵、実の親子である。父は御家人の家に生まれ、国際情勢の変化や寛政改革の潮流に乗り、長崎や蝦夷地に活躍の場をえて旗本に昇進した。旗本の子として生まれた息子は父との確執を抱え出奔を繰り返した末、家へ戻り和解の直後に刃傷沙汰を起こす。結果、家は改易となる。刃傷沙汰の遠因は、幕閣内部の対立のあおりを受けた父の排斥にあった。寛政改革を契機に抜擢された旗本家の姿と、明治維新後におよぶ長い“その後”を描く。

目次

  • 1 流人の島から
  • 2 江戸の御家人
  • 3 長崎出役
  • 4 勘定方転任と蝦夷地派遣
  • 5 御書物奉行から大坂御弓奉行へ
  • 6 大坂御弓奉行罷免と槍ケ崎事件
  • 7 流人と手代—富蔵の後半生と改易後の近藤家

「BOOKデータベース」 より

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