南方熊楠の見た夢 : パサージュに立つ者
著者
書誌事項
南方熊楠の見た夢 : パサージュに立つ者
勉誠出版, 2014.4
- タイトル読み
-
ミナカタ クマグス ノ ミタ ユメ : パサージュ ニ タツ モノ
電子リソースにアクセスする 全1件
大学図書館所蔵 件 / 全120件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献一覧: p321-325
内容説明・目次
内容説明
生と死、自己と他者、現実と夢、妄想と事実、正常と異常…日常の中の二項対立を越えて、熊楠が考え続けたものは何だったのか。膨大に書かれ、残された記録の中から「夢」を巡る断片をつなぎ合わせ、いまなお驚きと斬新さを持ち続けるその哲学を浮かび上がらせて、熊楠の創造的な思考が、外的な現実と心の内的祖型とをつなぐ中間的な「通路(パサージュ)」でおこなわれたことを明らかにする。
目次
- 第1章 熊楠による夢の記述
- 第2章 熊楠と羽山兄弟—intimateな関係
- 第3章 「事」としての夢
- 第4章 夢と「やりあて」
- 第5章 熊楠の採集・観察行為
- 第6章 「大不思議」—根源的な場をめぐって
- 終章 「中間」と“中間”—熊楠のポジションについて
「BOOKデータベース」 より