総力戦
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総力戦
(現代の起点第一次世界大戦 / 山室信一 [ほか] 編, 第2巻)
岩波書店, 2014.5
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ソウリョクセン
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Note
その他の編者: 岡田暁生, 小関隆, 藤原辰史
参考文献あり
Contents of Works
- 戦争を生きる / 藤原辰史 [執筆]
- 西部戦線のアイルランド・ナショナリスト : 戦場の共有は和解の契機たりうるか? / 小関隆 [執筆]
- チェコスロヴァキア軍団 : 未来の祖国に動員された移民と捕虜 / 林忠行 [執筆]
- 収容所を生きる / 大津留厚 [執筆]
- 戦債と社会 : 第一次世界大戦と「公債の民衆化」 / 坂本優一郎 [執筆]
- 善意の動員 : イギリスにおける戦争チャリティ / 金澤周作 [執筆]
- 銃後における健康と医療 : 自然療法運動を中心に / 服部伸 [執筆]
- こころの動員 : 包摂装置としての戦争精神医学 / 上尾真道 [執筆]
- 女性であること、兵士であること : バルカンの女性兵士フローラ・サンデスの大戦経験 / 林田敏子 [執筆]
- 食糧生産を支える女性たち : 「農村婦人」の動員 / 藤原辰史 [執筆]
Description and Table of Contents
Description
人類史上初の総力戦—その帰趨を決したのは、狭義の戦力というよりも、各交戦国の政治力や経済力や技術力、いわゆる国力の優劣だった。鉄鋼、資金、労働力から人の心に至るまであらゆる「資源」が動員された大戦では、兵士はもちろん、銃後の人々もまた戦争を生きぬく当事者となった。戦場、銃後、収容所に映る総力戦の諸相を考察し、大戦の総体性に迫る。
Table of Contents
- 1 総説(戦争を生きる)
- 2 兵士と戦場(西部戦線のアイルランド・ナショナリスト—戦場の共有は和解の契機たりうるか?;チェコスロヴァキア軍団—未来の祖国に動員された移民と捕虜;収容所を生きる)
- 3 戦争を支える社会(戦債と社会—第一次世界大戦と「公債の民衆化」;善意の動員—イギリスにおける戦争チャリティ;こころの動員—包摂装置としての戦争精神医学)
- 4 女性の戦争(女性であること、兵士であること—バルカンの女性兵士フローラ・サンデスの大戦経験;食糧生産を支える女性たち—「農村婦人」の動員)
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