スコットランド啓蒙とは何か : 近代社会の原理

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スコットランド啓蒙とは何か : 近代社会の原理

田中秀夫著

(Minerva人文・社会科学叢書, 199)

ミネルヴァ書房, 2014.6

タイトル別名

スコットランド啓蒙とは何か

タイトル読み

スコットランド ケイモウ トワ ナニ カ : キンダイ シャカイ ノ ゲンリ

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内容説明・目次

内容説明

経済学と社会科学の基盤となった18世紀スコットランド啓蒙。その中心となった思想は何かを根源的に問う。スコットランドの啓蒙知識人は、近代の市民社会、文明社会の屋台骨としての自由、利己心、個人主義、正義、勤労、人間愛、共感、社交性などの概念を彫琢した。本書は、現在混迷の時代を生きる我々に有益な示唆を与え、近代社会のあるべき姿を提示する。

目次

  • 第1章 第三代アーガイル公爵の統治と経済改革
  • 第2章 ガーショム・カーマイケルの自然法学
  • 第3章 フランシス・ハチスンの道徳哲学
  • 第4章 アバディーン啓蒙の父としてのジョージ・ターンブル
  • 第5章 ヒューム『政治論集』の歴史的・現代的な意義
  • 第6章 アダム・スミスにおける共和主義と経済学
  • 第7章 ファーガスン『市民社会史論』の文脈
  • 第8章 トマス・リードとスコットランド啓蒙
  • 第9章 トマス・リードの実践倫理学と経済認識
  • 第10章 ジョン・ミラーにおける「政治」と「科学」

「BOOKデータベース」 より

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