『氷点』解凍
著者
書誌事項
『氷点』解凍
小学館, 2014.4
- タイトル別名
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氷点解凍
- タイトル読み
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『ヒョウテン』カイトウ
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注記
『氷点』年表: p283-285
内容説明・目次
内容説明
名作『氷点』をわかりやすく解説しながら、「人間が人間として人間らしく生きることの難しさと素顔らしさ」に迫っていく。三浦文学館特別研究員による、初の評論集。
目次
- 三浦綾子を読む鍵—『道ありき』が語るもの
- 『氷点』はこうして生まれた
- 冒頭から読む“原罪”の森の文学
- 「汝の敵を愛せよ」と啓造の苦悶
- 佐石土雄とルリ子の物語—三浦文学の原風景
- 洞爺丸事件が語る『氷点』の核心
- かけがえのないものを求めて—『嵐が丘』と正木次郎
- 徹—たったひとりの兄の愛と罪
- 夏枝—美という偶像
- 村井靖夫と松崎由香子—ねじれた愛の行方
- 陽子—清さと淋しさの道
- 陽子の遺書—“ゆるし”への希求の始まり
- 高木と辰子—それぞれの『氷点』の物語
- おわりに
「BOOKデータベース」 より