慰安婦問題
著者
書誌事項
慰安婦問題
(ちくま新書, 1075)
筑摩書房, 2014.6
- タイトル読み
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イアンフ モンダイ
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注記
参考文献: p231-238
内容説明・目次
内容説明
従軍慰安婦は、なぜいま大きな問題となってしまったのか。韓国は誠意ある謝罪を求め続け、日本は法的に補償は終わったと主張し続ける。果たして和解はありうるのか。問題が複雑化してしまった経緯をたどり、その背景にある戦後補償問題、そして失敗に終わったアジア女性基金問題、女性の人権問題に対する国際的関心の高まりについて解説。さらに民族主義、ポストコロニアリズム、フェミニズムの三つを重ね合わせる多面的な理解の必要性を訴え、冷静な議論のための視点を提供する。
目次
- 序章 いまなぜ慰安婦問題なのか
- 第1章 慰安婦問題の争点
- 第2章 慰安婦問題の特殊性と「普遍性」
- 第3章 戦争責任・戦後補償における慰安婦問題
- 第4章 アジア女性基金は道義的責任を全うしたか
- 第5章 性暴力問題のパラダイム転換—道義とフェミニズムによる挑戦
- 終章 真の和解に向けて
「BOOKデータベース」 より