江戸「メディア表象」論 : イメージとしての「江戸」を問う

書誌事項

江戸「メディア表象」論 : イメージとしての「江戸」を問う

奥野卓司著

岩波書店, 2014.5

タイトル別名

江戸メディア表象論 : イメージとしての江戸を問う

タイトル読み

エド「メディア ヒョウショウ」ロン : イメージ トシテノ「エド」オ トウ

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注記

主な参考文献: p235-237

ブックデザイン: 熊澤正人, 尾形忍

内容説明・目次

内容説明

イメージとしての“江戸”はいかに作られたのか。日本人が抱く「江戸」のイメージは、どう作られてきたのだろうか?本書は、歴史事実の検証によってではなく、「イメージとしての江戸」が、ネット、テレビ、アニメ・マンガ、演劇、小説、教科書、観光などの“メディア表象”によって、いかに作られ、それが人々の意識にどう影響してきたかを解読する。

目次

  • 第1章 「江戸文化」という物語(虚飾化された江戸文化;江戸はすぐそこにある「過去」 ほか)
  • 第2章 編集された「江戸文化」の方法(「江戸文化論」の構造;「江戸文化論」の隠された意味—歌舞伎からアニメまで ほか)
  • 第3章 つくられた街並みの表象—曖昧な「日本国」(江戸時代に「日本」はなかった;「鎖国」の虚構—修正された教科書と博物館展示 ほか)
  • 第4章 芸術化された「浮世絵」「歌舞伎」(「歌舞伎」の捏造された評価—シェイクスピア神話と同様に;「歌舞伎」の独自性神話—「京劇」の影響はなかったのか ほか)
  • 第5章 近未来への「江戸」物語の創造(早すぎた近代—養蚕、金魚、医術、からくり、織機、造船、天文;“生き物”で読み解く江戸のメディア—歌舞伎・浮世絵・黄表紙 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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