平安人の心で「源氏物語」を読む

書誌事項

平安人の心で「源氏物語」を読む

山本淳子著

(朝日選書, 919)

朝日新聞出版, 2014.6

タイトル別名

平安人の心で源氏物語を読む

平安人の心で「源氏物語」を読む

御簾の内がたり

タイトル読み

ヘイアン ジン ノ ココロ デ「ゲンジ モノガタリ」オ ヨム

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注記

本書は『週刊絵巻で楽しむ源氏物語五十四帖』に連載した「御簾の内がたり」を核とし、各帖のあらすじといくつかの項目を書きおろしたもの

参考文献: p272-276

内容説明・目次

内容説明

平安貴族の意識と記憶をひもとき、リアルな宮廷社会へと読者を誘う。そこに生きた平安人と同じ心で読めば、『源氏物語』の本当の面白さが、その奥深さが見えてくる。なぜ、宮廷の女君たちは、かくも熱中したのか?平安をひもとく全六十五編!

目次

  • 第1章 光源氏の前半生(一帖「桐壷」—後宮における天皇、きさきたちの愛し方;二帖「帚木」—十七歳の光源氏、人妻を盗む ほか)
  • 第2章 光源氏の晩年(三十四帖「若菜上」前半—紫の上は正妻だったのか;三十四帖「若菜上」後半—千年前のペット愛好家たち ほか)
  • 第3章 光源氏の没後(四十二帖「匂兵部卿」—血と汗と涙の『源氏物語』;四十三帖「紅梅」—左近の“梅”と右近の橘 ほか)
  • 第4章 宇治十帖(四十五帖「橋姫」—乳を奪われた子、乳母子の人生;四十六帖「椎本」—親王という生き方 ほか)
  • 第5章 番外編 深く味はふ『源氏物語』(平安人の占いスタイル;平安貴族の勤怠管理システム ほか)

「BOOKデータベース」 より

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