怨霊・怪異・伊勢神宮

書誌事項

怨霊・怪異・伊勢神宮

山田雄司著

思文閣出版, 2014.6

タイトル別名

怨霊怪異伊勢神宮

タイトル読み

オンリョウ・カイイ・イセ ジングウ

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注記

遷宮年表あり

内容説明・目次

内容説明

古代・中世社会で大きな意味をもち、社会の底流で歴史を動かしてきた怨霊・怪異。早良親王・菅原道真・崇徳院などの怨霊や、様々に記録・伝承される怪異など、その諸相を歴史的に跡づける。さらには親鸞や伊勢神宮といった、神と仏をめぐる領域をも射程に入れて集大成する。

目次

  • 第1部 怨霊(怨霊の思想;怨霊への対処—早良親王の場合を中心として;怨霊から神へ—菅原道真の神格化;怨霊—『今昔物語集』の事例を中心に;源頼朝の怨霊観;讃岐国における崇徳院伝説の展開;怨霊と怨親平等との間)
  • 第2部 怪異(鎌倉時代の怪異;平家物語・保元物語・平治物語の「怪異」;怪異と穢との間—寛喜二年石清水八幡宮落骨事件;親鸞における神と鬼神;穢と不浄をめぐる神と仏)
  • 第3部 伊勢神宮(伊勢神宮の中世的意義;中世伊勢国における仏教の展開と都市;院政期の伊勢神宮と斎宮—怪異をめぐっての比較;室町時代伊勢神宮の怪異;足利義持の伊勢参宮;国阿上人の見た伊勢;室町時代の災害と伊勢神宮)

「BOOKデータベース」 より

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