死者を弔うということ : 世界の各地に葬送のかたちを訪ねる
著者
書誌事項
死者を弔うということ : 世界の各地に葬送のかたちを訪ねる
草思社, 2014.6
- タイトル別名
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Making an exit : from the magnificent to the macabre : how we dignify the dead
- タイトル読み
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シシャ オ トムラウ トイウ コト : セカイ ノ カクチ ニ ソウソウ ノ カタチ オ タズネル
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注記
参考文献: p340-350
内容説明・目次
内容説明
自身の父親の死を契機に、フィナンシャルタイムズのベテラン記者だった著者は、世界各地にさまざまな「葬送」の姿を訪ね歩いた。文化や社会によって死のとらえ方、悲しみ方、儀式のあり方はきわめて多種多様なかたちをもつ。それらの歴史的経緯もたどりつつ、人間にとっての「死」と「死者」の意味を問う。紀行文のように綴られた文章には臨場感があり、多様な死の儀式を追体験するうちに、私たち自身の「死」のあり方を考えさせてくれる。
目次
- 父の死
- 嘆き—イラン、涙の壷
- 炎の陶酔—バリ、美しい炎上
- 怖ろしい静寂—シチリア、死の展示
- 箱の中—ガーナ、夢みる棺
- 永遠への旅支度—香港、来世への錢別
- 豚を育てる—フィリピン、集い合い
- 異国の片隅—カルカッタ、望郷の眠り
- 骨そして骨—チェコ、とある礼拝堂
- 再会—メキシコ、オアハカの祭壇で
- 最終章—小さくきっちりの荷造り
「BOOKデータベース」 より