「反日」中国の文明史
著者
書誌事項
「反日」中国の文明史
(ちくま新書, 1080)
筑摩書房, 2014.7
- タイトル別名
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反日中国の文明史
- タイトル読み
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「ハンニチ」チュウゴク ノ ブンメイシ
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注記
主要参考文献: p267-270
内容説明・目次
内容説明
中国は雄大なロマンの大陸か。巨大で底知れぬ混沌か。多くの国々に取り囲まれている中国は、周辺国に対して、必要以上に強硬になりがちである。日本の歴史は、ある意味でその姿をとらえようとして成功と失敗を繰り返してきたようなものだった。いま、超大国として台頭してきた中国は、自らの立場に沿って周辺国を変えようとしている。いったい現代中国は何者なのか。この「驕った大国」の本質を悠久の中国史に探り、問題のありかと日本の指針を示す。
目次
- 序章 習近平時代と「中国夢」
- 第1章 自足と調和の中国文明
- 第2章 揺らぐ「礼」と「夷狄」の関係
- 第3章 近代国際関係と中国文明の衝突
- 第4章 日本的近代という選択
- 第5章 社会主義という苦痛
- 第6章 「中華民族」という幻想
- 第7章 不完全な改革開放と文明衰退論—六四天安門事件への道
- 第8章 高度成長は中国に夢をもたらしたか
- 終章 尖閣問題への視点
「BOOKデータベース」 より