第一次世界大戦
著者
書誌事項
第一次世界大戦
(ちくま新書, 1082)
筑摩書房, 2014.7
- タイトル別名
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第一次世界大戦
- タイトル読み
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ダイ1ジ セカイ タイセン
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注記
文献案内: p218-224
第一次世界大戦関連年表: p225-227
内容説明・目次
内容説明
一九一四年に勃発したバルカン戦争は、当初の誰もが予想しなかった経緯をたどり、ヨーロッパ戦争へ、そして世界大戦へと拡大する。「短い二〇世紀」のはじまりであり現代史の画期となる第一次世界大戦である。本書では、近年の研究を踏まえながら、その戦史的経過、技術的進展、社会的変遷を辿り、国際体制の変化、「帝国」から「国民国家」への移行、女性の社会進出、福祉国家化などをもたらしたこの出来事を考察する。
目次
- 序章 第一次世界大戦史をめぐって(第一次世界大戦の名称;第一次世界大戦史研究の軌跡;戦争責任論争;戦争責任論争から修正主義へ;「合意」の成立とフィッシャー論争;大戦前史から大戦史へ)
- 第1章 一九一四年—大戦の始まり(バルカン戦争から世界戦争へ;緒戦の機動戦)
- 第2章 物量戦への移行と防御の優位(戦時経済体制の構築;膠着する戦況と両陣営の増強;防御の優位—西部戦線での攻防)
- 第3章 戦争目的の重層化と総力戦体制の成立(戦争目的の錯綜と戦時体制の亀裂;一九一七年の危機—戦争指導体制の再構築)
- 第4章 大戦終結を目指して(ロシアの脱落とアメリカの参戦;決戦の年)
「BOOKデータベース」 より