遺産
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遺産
(現代の起点第一次世界大戦 / 山室信一 [ほか] 編, 第4巻)
岩波書店, 2014.7
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イサン
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遺産
2014.7.
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遺産
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Note
その他の編者: 岡田暁生, 小関隆, 藤原辰史
文献あり
人名索引(シリーズ全巻): 巻末p1-15
Contents of Works
- 未完の戦争 / 小関隆 [執筆]
- 「自決」と報復 : 「戦後の戦争」としてのアイルランド独立戦争 / 小関隆 [執筆]
- 暴力の行方 : 革命、義勇軍、ナチズムのはざまで / 藤原辰史 [執筆]
- 世界認識の転換と「世界内戦」の到来 / 山室信一 [執筆]
- 帝国崩壊と東中欧の民族的再編の行方 : オーストリア領ガリツィア戦線によせて / 野村真理 [執筆]
- 大戦間期イギリスから見た国際連盟と平和主義 / 津田博司 [執筆]
- ユダヤ移民とパレスチナ問題 / 向井直己 [執筆]
- ヨーロッパ統合にむけて : 起点としての第一次世界大戦 / 遠藤乾 [執筆]
- 帝国ソ連の成立 : 南コーカサスにおけるロシア帝国の崩壊と再統合 / 伊藤順二 [執筆]
- 「アメリカの世紀」の始動 / 中野耕太郎 [執筆]
- 世界性・総体性・現代性をめぐって : 振り返る明日へ / 山室信一 [執筆]
Description and Table of Contents
Description
大戦は一九一八年一一月の休戦や、ヴェルサイユ条約の調印をもって終結したわけではない。一連の講和条約は大戦を通じて顕在化した諸問題を解決できず、各地で革命運動、内戦、民族紛争が相継いだ。世界は次なる「大戦」から逃れることができなかった。アメリカの覇権、対峙するソヴィエト型社会主義の台頭、ヨーロッパ統合の模索、被支配地域におけるナショナリズム…断絶と継続の相が交錯するなかで、現代世界の枠組が作られてゆく。
Table of Contents
- 1 総説(未完の戦争)
- 2 暴力の連鎖(「自決」と報復—「戦後の戦争」としてのアイルランド独立戦争;暴力の行方—革命、義勇軍、ナチズムのはざまで;世界認識の転換と「世界内線」の到来)
- 3 「戦後」の模索(帝国崩壊と東中欧の民族的再編の行方—オーストリア領ガリツィア戦線によせて;大戦間期イギリスから見た国際連盟と平和主義;ユダヤ移民とパレスチナ問題)
- 4 現代の胎動(ヨーロッパ統合にむけて—起点としての第一次世界大戦;帝国ソ連の成立—南コーカサスにおけるロシア帝国の崩壊と再統合;「アメリカの世紀」の始動)
- シリーズ総括 世界性・総体性・現代性をめぐって—振り返る明日へ
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