ベンヤミンの言語哲学 : 翻訳としての言語、想起からの歴史
著者
書誌事項
ベンヤミンの言語哲学 : 翻訳としての言語、想起からの歴史
平凡社, 2014.7
- タイトル別名
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Walter Benjamins Sprachphilosophie
ベンヤミンの言語哲学 : 翻訳としての言語想起からの歴史
- タイトル読み
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ベンヤミン ノ ゲンゴ テツガク : ホンヤク トシテノ ゲンゴ、ソウキ カラノ レキシ
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注記
博士論文 (上智大学, 2014年) に加筆と修正を加えたもの
参照文献一覧: p404-427
内容説明・目次
内容説明
言語の可能性を生涯にわたり問い続けたベンヤミン。その思考は晩年、歴史を語る言葉の探究として展開していった。「翻訳」と「想起」から言語の可能性を切り開く、その思想の核心に迫る。
目次
- 序章 ベンヤミンの言語哲学の射程(天使という思考の像;今、ベンヤミンとともに言語を問う;ベンヤミンの言語哲学の射程)
- 第1章 翻訳としての言語へ—「言語一般および人間の言語について」の言語哲学(ベンヤミンの言語哲学をめぐる思想史的布置;言語とは媒体である;言語とは名である;言語とは翻訳である)
- 第2章 「母語」を越えて翻訳する—「翻訳者の課題」とその布置(ディアスポラから言語を見つめ直す;ベンヤミンとローゼンツヴァイクにおける言語の創造としての翻訳;言語のディアスポラを生きる翻訳)
- 第3章 破壊による再生—あるいは言語哲学と歴史哲学の結節点(迂路を辿る言語;像としてのアレゴリー;言語哲学と歴史哲学の結節点)
- 終章 歴史を語る言葉を求めて(認識批判としての歴史哲学;想起にもとづく歴史の言葉へ;過去の像としての歴史を語る言葉)
「BOOKデータベース」 より