書誌事項

ヴィクトリア朝文化の諸相

上野和子 [ほか] 編著

彩流社, 2014.8

タイトル別名

1837〜1901 Victorian era

タイトル読み

ヴィクトリアチョウ ブンカ ノ ショソウ

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注記

その他の編著者: 大東俊一, 塚田英博, 丹羽正子||

監修: 英米文化学会

引証・参考文献: 各章末

収録内容

  • 子どもの純粋性と残虐性 / 丹羽正子
  • カルー台地に吹く赤い風 / 上野和子
  • 劇場人ヘンリー・アーヴィング / 門野泉
  • オスカー・ワイルドの『まじめが肝心』から劇場を覗く / 川口淑子
  • 女性の攻撃性と殺人 / 閑田朋子
  • 愛に生きたヴィクトリア / 松原典子
  • 田園化された身体 / 赤瀬理穗
  • 世紀末イギリスの柔術ブーム / 岡田桂
  • ラスキンの美学論 / 塚田英博
  • アルフレッド・テニスンと進化論 / 大東俊一

内容説明・目次

内容説明

大英帝国が絶頂期を迎えたヴィクトリア時代(1837〜1901)。小説・詩・演劇・美学・思想・大衆文化の観点から、ヴィクトリア朝文化の特質を多角的に探究する。英国文化への理解が深まる1冊。

目次

  • 第1章 子どもの純粋性と残虐性—ディケンズ『大いなる遺産』とハーディ『日陰者ジュード』を比較して
  • 第2章 カルー台地に吹く赤い風—シュライナー『アフリカ農場物語』にみる進歩、女性、そして帝国
  • 第3章 劇場人ヘンリー・アーヴィング—ライシアム劇場アクター・マネジャーとしての業績
  • 第4章 オスカー・ワイルドの『まじめが肝心』から劇場を覗く—新参者と馴染みの上客が並ぶ空間
  • 第5章 女性の攻撃性と殺人—ヴィクトリア朝フィクションとマデリン・スミス事件
  • 第6章 愛に生きたヴィクトリア—私人、そして「家庭の天使」
  • 第7章 田園化された身体—前世紀転換期イギリスのフィジカル・カルチャー
  • 第8章 世紀末イギリスの柔術ブーム—社会ダーウィニズム、身体文化メディアの隆盛と帝国的身体
  • 第9章 ラスキンの美学論—生活、喜び、そして芸術
  • 第10章 アルフレッド・テニスンと進化論—科学の知見と宗教的信条とのせめぎ合い

「BOOKデータベース」 より

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