貧困の哲学
著者
書誌事項
貧困の哲学
(平凡社ライブラリー, 820-821)
平凡社, 2014
- 上
- 下
- タイトル別名
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Système des contradictions économiques, ou, Philosophie de la misère
- タイトル読み
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ヒンコン ノ テツガク
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注記
底本: 初版 (Paris : Chez Guillaumin, 1846)
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784582768206
内容説明
マルクスによる悪罵の書『哲学の貧困』が「階級闘争の教科書」として広まったために、長く不当な評価を受けてきたプルードンの主著が、二一世紀の今、新たな重要性とともによみがえる。経済社会において矛盾(アンチノミー)が系列的に連鎖していく様相を緻密に解き明かし、独占でも共有でもない新たな可能性として交換の法則と相互性の理論を提唱する。
目次
- 第1章 経済科学について
- 第2章 価値について
- 第3章 経済発展の第一段階—分業
- 第4章 第二段階—機械
- 第5章 第三段階—競争
- 第6章 第四段階—独占
- 第7章 第五段階—警察あるいは税金
- 第8章 矛盾の法則のもとでの人間の責任と神の責任—神の摂理の問題の解決
- 巻冊次
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下 ISBN 9784582768213
内容説明
貧困はいかに生じるのか。貧困はなくならないのか。経済社会において矛盾が次の矛盾を生み出す連鎖を、プルードンは分業・機械から共有・人口へといたる十段階の系列弁証法で表現していく。全問題が解消する高次の別世界を求めるのではなく、現実の矛盾(アンチノミー)のなかで均衡を求め、解決の方途として、相互性の原理を提示する。時代を超える名著、初の日本語完訳。
目次
- 第9章 第六段階—貿易のバランス
- 第10章 第七段階—信用
- 第11章 第八段階—所有
- 第12章 第九段階—共有
- 第13章 第一〇段階—人口
- 第14章 要約と結論
「BOOKデータベース」 より