ジブリアニメから学ぶ宮崎駿の平和論
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書誌事項
ジブリアニメから学ぶ宮崎駿の平和論
(小学館新書, 223)
小学館, 2014.10
- タイトル別名
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宮崎駿の平和論 : ジブリアニメから学ぶ
- タイトル読み
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ジブリ アニメ カラ マナブ ミヤザキ ハヤオ ノ ヘイワロン
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注記
主な参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
日本を代表するアニメーション作家・宮崎駿氏が監督として手がけてきた作品から、『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『紅の豚』『ハウルの動く城』『風立ちぬ』という5本の長編に焦点を当て、それぞれ平和学的に分析。物語に隠された平和へのメッセージを紐解いていく。歴史学、地政学、法学、国際関係論、自然科学など広範にわたる知見を組み合わせながら「戦争と平和」について考察していく平和学。その視点は、宮崎作品をさらに深く楽しむための一助となると同時に、平和とは何か、集団的自衛権とは何かについて考えるきっかけを与えてくれる。
目次
- 第1章 『風の谷のナウシカ』—腐海は、なぜ生まれたのか?(人々を「青き清浄の地」へと導くカリスマ的ヒロイン;映画『風の谷のナウシカ』のあらすじ ほか)
- 第2章 『天空の城ラピュタ』—伝説の空中都市はなぜ滅びたのか?(何度観ても引き込まれる作品;『ガリバー旅行記』さながらの政治風刺 ほか)
- 第3章 『紅の豚』—主人公ポルコは、なぜ豚になったのか?(「三鷹の森ジブリ美術館」の「蚊取り線香」;“疲れきったビジネスマン”のための映画!? ほか)
- 第4章 『ハウルの動く城』—巨大な城が、なぜ動いているのか?(ジブリ作品ナンバーワンのイケメンキャラ;原作では「封印」された「戦争」 ほか)
- 第5章 『風立ちぬ』—なぜ零戦が「美しい飛行機」として描かれたのか?(宮崎監督、「最後の」長編アニメーション映画;「生きるのにつらい時代」を精一杯生き抜いた日本の青年 ほか)
「BOOKデータベース」 より