海港の政治史 : 明治から戦後へ

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海港の政治史 : 明治から戦後へ

稲吉晃著

名古屋大学出版会, 2014.11

タイトル読み

カイコウ ノ セイジシ : メイジ カラ センゴ エ

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注記

文献一覧: p355-369

関連年表: 巻末p7-11

2009年9月に首都大学東京大学院社会科学研究科より博士 (政治学) の学位を授与された博士論文をもとに加筆・修正したもの

内容説明・目次

内容説明

横浜・神戸に代表される国際貿易港から全国の中小港湾まで、帝国日本を世界と結んだ海港はいかにして形成されたのか。開港から戦後に至る史的展開を示すとともに、日本の交通インフラ整備が抱える政治的課題をも浮き彫りにした、わが国初の近代海港史。

目次

  • 序章 近代海港史とは何か
  • 第1章 日本における海港行政の始動—維新官僚と旧条約・殖産興業
  • 第2章 世界交通網の拡充と日本の海港—地方長官・議会政治家と海港論
  • 第3章 改正条約の実施と海港行政—大蔵官僚の理想
  • 第4章 緊縮財政下の海港修築—地方実業家の取り組み
  • 第5章 政党内閣期の海港行政—内務官僚による統率
  • 第6章 戦時体制と海港行政—逓信官僚の挑戦
  • 終章 国民国家の時代の海港

「BOOKデータベース」 より

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