白鯨
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白鯨
(シリーズもっと知りたい名作の世界, 11)
ミネルヴァ書房, 2014.12
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ハクゲイ
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注記
参考文献: 巻末p12-18
ハーマン・メルヴィル関連年表: 巻末p19-21
引用文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
小説ふうの小説からはずれた奇怪な、奇蹟の小説。1851年に出版されたハーマン・メルヴィルの代表作『白鯨』。同時代の読者から敬遠されながらも、いまもなお読み継がれる世界文学の金字塔。その作品の秘密に迫る。
目次
- 1 一九世紀の文学と思想のなかに置いた『白鯨』(パラドクシア・アメリカーナ;散乱する破片—誰が『白鯨』を傑作にしたのか;沈黙のバルキントン—『白鯨』と南部の幻)
- 2 二〇世紀の文学と思想のなかに置いた『白鯨』(一九二〇年代のメルヴィル・リヴァイヴァル再考;棄子の夢;たかが名前、されど—『白鯨』の不在の中心としてのピーコッド族)
- 3 『白鯨』を二一世紀の文学と思想のなかに置く(『白鯨』にアニミズムを見る—二一世紀に『白鯨』を読むこころみ;無窮とマニ教—メルヴィルの痕跡)
- 4 世界文学のなかに置いた『白鯨』(白鯨の迷宮のごとき模様;海と陸の間のレヴィアタン—『白鯨』をめぐるドイツ的事情について;「驚くべき精度にして生き写しの」理想の鯨を追求するメルヴィル)
「BOOKデータベース」 より