「個性」はこの世界に本当に必要なものなのか
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書誌事項
「個性」はこの世界に本当に必要なものなのか
(アスキー新書, 246)
KADOKAWA, 2014.12
- タイトル別名
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個性はこの世界に本当に必要なものなのか
- タイトル読み
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「コセイ」ワ コノ セカイ ニ ホントウ ニ ヒツヨウナ モノ ナノカ
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内容説明・目次
内容説明
ビジネスの現場では企業そのものの個性である「らしさ」を重視するいっぽう、学校教育では「教育で個性を伸ばす」という「ゆとり教育」の反省から「脱ゆとり」に舵を切っている。いったい個性とはなんなのか。本当にこの世界に必要なものなのだろうか。この根源的な問題に、東京大学教養学部の最先端の研究者10人が、文理両面から切り込んでいく。
目次
- 第1講 認知神経科学—「個性とは、無意識のうちに育まれてしまうもの」
- 第2講 文献学—「個性とは、なにかを求めるなかでおのずと表れ出てくるもの」
- 第3講 生態学—「個性とは、種の存続可能性を高めるために必要なもの」
- 第4講 哲学—「個性とは、運命であり、呪いでもある」
- 第5講 物理学—「個性とは、フロンティアに必要なもの」
- 第6講 統計学—「個性とは、コストを必要とするもの」
- 第7講 政治学—「個性とは、さまざまなアイディアを借りるなかで育まれるもの」
- 第8講 天文学—「個性とは、外のものと比較してはじめてわかるもの」
- 第9講 言語学—「個性とは、いちばん重要なことであり、いちばん問題なことでもある」
- 第10講 まとめ—「個性はこの世界に本当に必要なものなのか」
「BOOKデータベース」 より