書誌事項

ヒッチコック

エリック・ロメール, クロード・シャブロル著 ; 木村建哉, 小河原あや訳

インスクリプト, 2015.1

タイトル別名

Hitchcock

タイトル読み

ヒッチコック

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注記

原著 (Editions d'Aujourd'hui, 1957) の日本語訳

アルフレッド・ヒッチコック フィルモグラフィ: p212-222

内容説明・目次

内容説明

1957年フランス、二人の駆け出しの映画作家が、世界で初めてヒッチコックの全作品を徹底的に論じ上げた—。秘密と告白、運命と意志、悪の誘惑、堕罪と救済、そしてサスペンス。通俗的な娯楽映画という世評に抗し、ヒッチコックの華麗な演出に潜む形而上学的主題へと迫った、ヌーヴェルヴァーグによる「作家主義」の記念碑的書物。

目次

  • 第1章 イギリス時代(初期の映画 ゲインズボロー時代(一九二三‐一九二七);サイレントの終わり、トーキーの始まり ブリティッシュ・インターナショナル時代(一九二七‐一九三二);ゴーモン=ブリティッシュ時代(一九三四‐一九三七);ゲインズボロー=メイフラワー時代(一九三七‐一九四五))
  • 第2章 アメリカ時代(1)セルズニックと共に(一九三九‐一九四五)
  • 第3章 アメリカ時代(2)『ロープ』から『知りすぎていた男』まで(一九四八‐一九五六)(コンティニュイティの征服『ロープ』(一九四八);秘密と告白『山羊座のもとに』(一九四九);名人芸『舞台恐怖症』(一九五〇);数と形象『見知らぬ乗客』(一九五一);殉教の誘惑『私は告白する』(一九五三);第三の次元『ダイヤルMを廻せ!』(一九五四);母型『裏窓』(一九五四);修辞学の精華『泥棒成金』(一九五五);善人か悪人か『ハリーの災難』(一九五五);「サスペンス」の彼岸に『知りすぎていた男』(一九五六))
  • 結論 『間違えられた男』(一九五六)

「BOOKデータベース」 より

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