「食いもの」の神語り : 言葉が伝える太古の列島食
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書誌事項
「食いもの」の神語り : 言葉が伝える太古の列島食
(角川選書, 551)
KADOKAWA, 2015.1
- タイトル別名
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食いものの神語り : 言葉が伝える太古の列島食
- タイトル読み
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クイモノ ノ カミガタリ : コトバ ガ ツタエル タイコ ノ レットウショク
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内容説明・目次
内容説明
太古の日本人は何を食べていたのか?たとえば塩。塩は、この列島の海辺に棲む人たちの気長な作業から生まれ、当初から変わらず「シホ」と呼ばれて来た。貝や魚や菜はどうか。肉・栗・豆・米・餅・酢・酒は?日本書紀・古事記・万葉集などの古代文献は、恋愛や世継ぎに関する記述の豊富さに比べ、「食」への言及は希だが、そのわずかな記述を手がかりに、豊かな海山の幸に恵まれた日本の食の遠源に迫る。
目次
- 1部 「食ひて活くべきもの」の神語り(オホゲツ姫の殺害と穀草の誕生;天照大神による水田稲作の開始;トヨの国名に関わるイモ(芋)と穀物由来の国名群;海サチ・山サチという神語;祝詞のミテグラ(供物) ほか)
- 2部 神ながらの食い物呼称(カヒ—貝・穎 他;ナとウヲ—菜・魚;シシとシギ—獣肉、鳥肉;クダ物とクリ—果、栗;くさぐさの種つ物—栗・黍・稗・麦、小豆・大豆 ほか)
「BOOKデータベース」 より