書誌事項

呼称の対人的機能

大野木裕明著

ナカニシヤ出版, 2015.2

タイトル読み

コショウ ノ タイジンテキ キノウ

大学図書館所蔵 件 / 149

この図書・雑誌をさがす

注記

引用文献: p105-108

内容説明・目次

内容説明

学校でも家庭でも、ある場面で誰が誰をどう呼ぶのかという現実問題は、まぎれもなく、対人間の心理学的な距離の反映である。実際のところ、あだ名やニックネームを知れば、誰と誰とが、どのような間柄であるかがよくわかる。あだ名を付けられた人物が、周囲からどのように人物評価されているのかがわかる。それは、多くの人たちの経験則である。呼び方にあらわれる対人関係。あだ名やニックネームの対人関係における機能を心理学から読み解く。

目次

  • 序章 呼称に関する問題の所在
  • 第1章 文学作品にみられるあだ名に関する内容分析—『坊っちゃん』(夏目漱石)の事例研究
  • 第2章 学校教師のあだ名に関する調査的研究
  • 第3章 マンガ作品にみられるあだ名に関する内容分析—『よいこ』(石川優吾)の事例研究
  • 第4章 児童のあだ名に関する調査的研究
  • 第5章 あだ名を拒絶する方途に関する調査的研究
  • 第6章 女子青年からみた親子間の呼称と心理的離乳
  • 第7章 総括

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB17908337
  • ISBN
    • 9784779509018
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    iv, 111p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ