戦国の日本語 : 五百年前の読む・書く・話す

書誌事項

戦国の日本語 : 五百年前の読む・書く・話す

今野真二著

(河出ブックス, 079)

河出書房新社, 2015.2

タイトル別名

戦国の日本語 : 五百年前の読む書く話す

戦国の日本語 : 500年前の読む・書く・話す

タイトル読み

センゴク ノ ニホンゴ : ゴヒャクネンマエ ノ ヨム・カク・ハナス

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注記

参考文献: p253-254

内容説明・目次

内容説明

戦乱の世であると同時に、さまざまな芸能・芸道が花開いた「日本らしさの始発」とも言える時代、いかなる日本語が読まれ、書かれ、話されていたのか。武士が戦勝を祈願して行なった連歌、漢文で書かれた公家の日記、当時の言葉と文化を映し出す辞書『節用集』、発音などの実態を知ることができるキリシタン文献、天下人・秀吉の書状…古代語から近代語への過渡期、多様な可能性に満ちた濃密な時代のなかで変わりゆく日本語のすがたを多面的に描く。

目次

  • 序章 五百年前の日本語を概観する(武家・禅林・公家;中世語の時代 ほか)
  • 第1章 漢文で書かれていた公家の日記(漢文で日記を記す;日本語を中国語風に書く ほか)
  • 第2章 『節用集』から見えてくる室町時代(見出し項目となっている動物;見出し項目となっている人名 ほか)
  • 第3章 宣教師の時代(ローマ字本からわかること;『日葡辞書』からわかること ほか)
  • 第4章 豊臣秀吉のリテラシー(上杉謙信の書いた「いろは」;撥音・長音をどう書くか ほか)
  • 終章 室町時代を環状彷徨する(秀吉と細川幽斎;秀吉と天正遣欧使節)

「BOOKデータベース」 より

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