平安時代の死刑 : なぜ避けられたのか

書誌事項

平安時代の死刑 : なぜ避けられたのか

戸川点著

(歴史文化ライブラリー, 397)

吉川弘文館, 2015.3

タイトル別名

平安時代の死刑 : なぜ避けられたのか

タイトル読み

ヘイアン ジダイ ノ シケイ : ナゼ サケラレタ ノカ

大学図書館所蔵 件 / 232

注記

参考文献: p196-197

内容説明・目次

内容説明

平安時代、薬子の変を最後に天皇の裁可による死刑は行われなかった。だが、平将門のさらし首などの記録から、タテマエとしての死刑忌避と実態としての死刑があった真実を究明。今日の死刑制度議論に一石を投じる書。

目次

  • 平安時代に死刑はなかったのか—プロローグ(嵯峨期の死刑停止;平安時代のイメージ ほか)
  • 律令制下の死刑(律令制の刑罰;律令制下の死刑;令制下の裁判)
  • 嵯峨朝の死刑停止(弘仁の死刑「廃止」;死刑停止の歴史と恩赦;嵯峨天皇の評価)
  • 刑罰の寛刑化と死刑の実態(平安朝社会の変化;平安中期の死刑の実態)
  • 梟首と保元の死刑「復活」(死刑としての梟首;梟首の実際とタブー;保元の乱と死刑)
  • 中世国家の成立と死刑の行方—エピローグ(検非違使の穢;武士の穢 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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