女たちの平安宮廷 : 『栄花物語』によむ権力と性

書誌事項

女たちの平安宮廷 : 『栄花物語』によむ権力と性

木村朗子著

(講談社選書メチエ, 596)

講談社, 2015.3

タイトル別名

女たちの平安宮廷 : 栄花物語によむ権力と性

タイトル読み

オンナ タチ ノ ヘイアン キュウテイ : 『エイガ モノガタリ』 ニ ヨム ケンリョク ト セイ

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注記

参考文献: p272-273

内容説明・目次

内容説明

かつて閨房から権力が生まれる時代があった。摂関政治とは「娘の懐妊」にすべてが賭けられたシステムである。女であること、生むこと、母となること…。その連なりに走る亀裂が男たちの世界をつくり、やがて掘り崩すことを、『栄花物語』の作者は見逃さない。「男もすなる歴史を女もしてみむ」ともいうべき語りの冒険を読み解く。

目次

  • はじめに なぜ『栄花物語』なのか
  • 第1章 「オモテの権力」と「ウラの権力」
  • 第2章 後宮からの出発
  • 第3章 花山帝という存在
  • 第4章 生む政治
  • 第5章 女房・召人・乳母
  • 第6章 システムの揺らぎを語る
  • むすびに 院政期のはじまりへ

「BOOKデータベース」 より

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