近代京都における小学校建築 : 1869~1941

書誌事項

近代京都における小学校建築 : 1869~1941

川島智生著

ミネルヴァ書房, 2015.3

タイトル別名

近代京都における小学校建築 : 1869-1941

タイトル読み

キンダイ キョウト ニオケル ショウガッコウ ケンチク : 1869 1941

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注記

参考文献: p327-345

索引あり

内容説明・目次

内容説明

日本初の小学校制度を発足させた京都で、小学校建築はいかなる変容を遂げたのか。京都の小学校は、最初は擬洋風、明治半ばには近代和風、大正後期には鉄筋コンクリート造、昭和一〇年代は標準設計の復興校舎へと変容を遂げたが、いずれも日本の小学校建築をリードした。小学校の原点ともいえる京都の校舎を辿ることで、近代日本の小学校建築史を解明する初の通史。

目次

  • 序章 京都の小学校が歩んだ近代(研究の目的;先行研究と研究の手法;本書の構成と要旨)
  • 第1章 小学校という建築類型の誕生—明治前期(明治二年の小学校の誕生;明治五年以降の後者の成立;全国での様相 ほか)
  • 第2章 小学校校舎の定型化—明治後期(校舎の成立過程;校舎の建築的特徴;建設主体 ほか)
  • 第3章 鉄筋コンクリート造校舎の成立—大正・昭和一桁代(鉄筋コンクリート造の成立;建設内容の特徴;設計主体と意匠の変遷 ほか)
  • 第4章 鉄筋コンクリート造校舎の標準化と復興校舎—昭和一〇年代(コンクリート造への改築;京都市営繕組織;建築の特徴 ほか)
  • 第5章 小学校をつくった建築家像(京都市営繕組織の沿革と建築活動;主な建築技術者の経歴;川村秀介の回顧録 ほか)
  • 附録 京都の番組小学校

「BOOKデータベース」 より

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