人びとはなぜ満州へ渡ったのか : 長野県の社会運動と移民

書誌事項

人びとはなぜ満州へ渡ったのか : 長野県の社会運動と移民

小林信介著

(金沢大学人間社会研究叢書)

世界思想社, 2015.3

タイトル読み

ヒトビト ワ ナゼ マンシュウ エ ワタッタノカ : ナガノケン ノ シャカイ ウンドウ ト イミン

大学図書館所蔵 件 / 156

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献・資料一覧: p200-207

内容説明・目次

内容説明

貧しさだけが移民の要因ではない。一般開拓団、青少年義勇軍ともに全国一多く送出した長野県は、社会運動の激しさでも際立っていた。経済要因では説明できない移民へいたる人びとの営みを、社会運動弾圧の影響や地縁などの視点から問い直す。

目次

  • 第1章 満州農業移民の展開と長野県(満州農業移民の時期的展開;一般開拓団の送出と経済更生運動;長野県教育界における信濃教育会;小括)
  • 第2章 一般開拓団の送出における経済要因の再検討(送出分布と経済指標;事例村における送出理由;個別の渡満理由;小括)
  • 第3章 青少年義勇軍の送出と信濃教育会(青少年義勇軍送出の要因;信濃教育会の「海外発展」思想;二・四事件と信濃教育会;小括)
  • 第4章 社会運動の軌跡と移民の送出(昭和恐慌下の農民運動と教員運動;二・四事件の発生と展開;社会運動と移民事業の相関;小括)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ