動いている庭 : 谷の庭から惑星という庭へ
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動いている庭 : 谷の庭から惑星という庭へ
みすず書房, 2015.2
- タイトル別名
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Le jardin en mouvement : de la vallée au champ via le parc André Citroën et le jardin planétaire
動いている庭 : 谷の庭から惑星という庭へ
- タイトル読み
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ウゴイテ イル ニワ : タニ ノ ニワ カラ ワクセイ トイウ ニワ エ
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注記
文献: 巻末pxxii-xxiv
内容説明・目次
内容説明
できるだけあわせて、なるべく逆らわない—これが現代造園の世界に新たな一ページを開いた庭師、ジル・クレマンの哲学である。荒れ地での植物のふるまいをモデルとし、土地を土地のダイナミズムにゆだねつつ、植物を知悉する庭師の手によって多彩で豊かな進化をうながすプロジェクト、それが「動いている庭」だ。クレマンは自邸である「谷の庭」で実験と観察を重ねながら、種の多様性、さまざまなエネルギーの混在、美が展開する庭づくりの技術と管理方法を見いだしてゆく。クレマンにとって、庭は人が驚きと出会う空間、庭の仕事は夢の光景を創り出す営みだ。だからここに収められた文章と写真は、夢を見るために試行錯誤をくりかえす庭師の、思索と実践の記録でもあるだろう。本書は、庭づくりの手引きを越えた、自然と人間の関係をめぐる知恵の宝庫である。クレマンの思想は、生命のゆらぎのなかに生きるわたしたちに多くの示唆をもたらすだろう。
目次
- 秩序
- エントロピーとノスタルジー
- 奪還
- 荒れ地
- 極相
- 動いている庭
- 実験
- ずれ
- 放浪
- アンドレ・シトロエン公園の七つの庭
- 新たな動いている庭
- 動いている庭と共通点をもつ庭
- 野原
- サン=テルブランのジュル・リフェル農業高等学校
- 動いている庭から惑星という庭へ
「BOOKデータベース」 より