発達障害支援の社会学 : 医療化と実践家の解釈

書誌事項

発達障害支援の社会学 : 医療化と実践家の解釈

木村祐子著

東信堂, 2015.2

タイトル別名

The sociology of support for developmental disabilities : the medicalization and the practitioners' interpretation

タイトル読み

ハッタツ ショウガイ シエン ノ シャカイガク : イリョウカ ト ジッセンカ ノ カイシャク

大学図書館所蔵 件 / 157

この図書・雑誌をさがす

注記

博士論文 (お茶の水女子大学) をもとに加筆・修正したもの

参考文献: p207-214

内容説明・目次

内容説明

突然の立ち歩きや大声はじめ、かつてわがまま、しつけ不足など非医療的に捉えられていた児童生徒の行動は、現在は「発達障害」に伴う諸症状として医療的に再解釈され、対処されつつある。だが診断や解釈の不確実性、支援方法のばらつき、家族の反発など、問題は一件落着にほど遠い。学校や医療・矯正施設における実践家へのインタビューを中心にこの問題を総括するとともに、現状改善への方向を具体的に追究した。

目次

  • 序章 発達障害児支援の問題と課題
  • 第1章 医療化論と発達障害
  • 第2章 「学習障害」概念の制度化プロセス
  • 第3章 学校における医療化プロセス
  • 第4章 療育施設における諸問題と不確実性
  • 第5章 非行と障害の関連性についての語られ方
  • 第6章 矯正施設における医療化プロセス
  • 第7章 まとめと結論

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB18337300
  • ISBN
    • 9784798912868
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    viii, 226p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ