沖縄が問う日本の安全保障
著者
書誌事項
沖縄が問う日本の安全保障
(シリーズ日本の安全保障 / 遠藤誠治, 遠藤乾編集代表, 4)
岩波書店, 2015.4
- タイトル別名
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Revisiting Japan's security from Okinawa
沖縄が問う日本の安全保障
- タイトル読み
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オキナワ ガ トウ ニホン ノ アンゼン ホショウ
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注記
参考文献: 各章末
収録内容
- 沖縄が問う日本の安全保障 / 阿部浩己, 島袋純 [執筆]
- 安保をめぐる日本と沖縄の相克 / 前泊博盛 [執筆]
- 戦後沖縄と平和憲法 / 小松寛 [執筆]
- 沖縄がつむぐ「非武の安全保障」思想 / 波平恒男 [執筆]
- 基地と抵抗 / 鳥山淳 [執筆]
- 法による暴力と人権の侵害 / 秋林こずえ [執筆]
- 米軍基地と財政 / 川瀬光義 [執筆]
- 在沖米軍の存在理由 / 屋良朝博 [執筆]
- アメリカ政治と在沖米軍基地 / 佐藤学 [執筆]
- 人権の国際的保障が変える沖縄 / 阿部浩己 [執筆]
- 沖縄自律の構想と東アジアの構造転換 / 島袋純 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
日米安全保障体制も、日本国憲法の平和主義も、沖縄に対する極端な負担の強要によって成り立ってきた。しかし、「沖縄の安全保障」を無視した「日本の安全保障」は、実は脆弱なものなのではないか。本巻では沖縄を基軸に据え、その歴史、平和憲法との関係、基地をめぐる諸問題、アメリカ政治や国際法との関係、沖縄の自律構想などを分析することで、人間本位の安全保障を実現するための視座を提供する。
目次
- 序論 沖縄が問う日本の安全保障
- 1 すれ違う安全保障像(安保をめぐる日本と沖縄の相克;戦後沖縄の平和憲法)
- 2 近代領域国家の狭間で(沖縄がつむぐ「非武の安全保障」思想;基地と抵抗)
- 3 基地問題の実相と構造(法による暴力と人権の侵害;米軍基地と財政;在沖米軍の存在理由)
- 4 沖縄発の構造転換は可能か(アメリカ政治と在沖米軍基地;人権の国際的保障が変える沖縄;沖縄自律の構想と東アジアの構造転換)
「BOOKデータベース」 より